「国際漆展・石川2020」の一次審査及び本審査と講評会
日時 | 一次審査(画像審査)2020年4月14日、二次審査(実物審査)年6月25日、講評会6月25日 |
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会場 | 本審査会場・・・・石川県地場産業振興センター本館1回第7研修室 講評会会場・・・・石川県地場産業振興センター新館 コンベンションホール |
「国際漆展・石川2020」は三年に一度のトリエンナーレで今回は第12回目の開催である。今年度は日本を含め北欧、米国、欧州、ロシア、アジア、等世界11か国や地域から215点(うち日本145点)の応募であった。応募はアート部門とデザイン部門とに分かれアート部門126点デザイン部門50点となり審査委員は全員で両方を審査している。今年度は国宝の石川県への移動もあり石川県も金沢市も「伝統工芸王国」の工芸都市として工芸をテーマとしたビッグイベントが多く実行されているがコロナ禍の影響でこの国際漆展の審査は最終本審査のみの実物審査となった。今回の大賞はデザイン部門で茨城県から応募された漆を採取し終えた伐採後の漆の木で製作された鉈ずくりの「割木4段重箱」が選定された。全員で8名の審査委員中、日本デザインコンサルタント協会から川上元美、御手洗照子、山村真一の3名が審査委員として参加しての審査会・講評会であった。