日進木工

製品デザインと技術の高さを誇る日進木工には、これまでも川上元美氏を始めとする日本を代表する家具デザイナーが関わった多くの名作家具が存在する。しかし社内に、組子細工や浮き出し技法の特別な技能を有する「飛騨春慶」の職人を抱えるなど、インハウスにおいても優れた家具デザインを追求できる体制が整っていることが、他社と比べて日進木工の強みと言って良い。現代の感性にマッチした新しいモダンデザインを生み出す背景には、このような技術の裏付けがある。また良木だけを選定して買い付け、1年間の天然乾燥の後用いるというこだわりは、今年で70周年を迎える日進木工のクオリティを保証する土台となっている。