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田中 一雄
TANAKA Kazuo

略歴、プロフィール

1956年東京生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科デザイン専攻修了。インドAjeenkya D.Y. Patil 大学名誉博士。技術士(建設部門/建設環境)
日本インダストリアルデザイン協会理事長、国連特別諮問機関世界デザイン機構/WDO理事、WDO世界デザイン会議東京2023実行委員長などを歴任。グッドデザイン賞、ドイツRed Dot Design賞 、オーストラリア国際Design賞など国内外の審査員を10か国以上で務める。

実績、ケーススタディ

芳賀・宇都宮LRTトータルデザイン

芳賀・宇都宮LRTは、車社会からの脱却を目指し、環境やバリアフリーにも配慮した、未来のスーパースマートシティ実現化の基軸として位置付けられる。 全路線が新設となるLRT(ライト・レール・トランジット)は国内初で、このLRT事業において、VIから車両、停留場等のトータルデザインを、GKデザイングループが担当。

名阪特急 80000系「ひのとり」

大阪難波と近鉄名古屋を結ぶ都市間特急。エクステリアは名阪特急にふさわしい風格とスピード感を醸し出し、車体色はメタリック3層塗装で気品のある深い赤を実現。インテリアは、横3列、本革シート、ハイデッカーのプレミアム客室を先頭車に配置し、リクライニングに起因するストレスを解消するバックシェル付きシートを全車両全席に採用した。車内設備の充実によって移動時間をくつろぎの時間に変える体験価値向上を目指した。

インテリジェント・バスストップ

ドイツ、ベルリン市における標準型バスストップのデザイン。広告収入にもとづくPFI方式(Private Finance Initiative)により運営されている。高い機能性と美しいストリート・ファニチュアとしての存在感は、都市景観の質を高めている。

JDCA journal

JDCA journal Vol.8 より

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