DCA10期の総会を北陸エリアで開催するにあわせ、金沢21世紀美術館のレクチャーホールにおいてデザイン会議を実施いたしました。
「デザイン」を狭義の意味でのカタチや機能といったことに収めるのではなく、いかにデザインによって企業が活性化したかを例示し、企業とデザイナーの効果的な連携の仕組み作りを具体的に示すことが重要ではないか。そして「日本のデザインに地域の(物的・人的)資産を活かす」ことで、地域振興と国民の暮らしの質の向上を同時に解決し、国際的にも評価される製品やサービスのデザインを追求していくべきではないか。これらの問題意識を共有するにふさわしいパネリストを北陸三県からそれぞれ招聘し、JDCA会員も多数参加し、活発な発言、議論が繰り広げられました。
「デザイン活用による産業や地域の高度化の方策はどのようなものか、デザイナーは今後どのようにその期待に応えることができるのか」というあらかじめ立てられた問いに充分に答えを示し得る場となりました。
主催 |
日本デザインコンサルタント協会(JDCA) |
協力 |
富山県総合デザインセンター、(財)ふくい産業支援センター(デザインセンター)、(財)石川県デザインセンター |
後援 |
総産省中部産業局、富山県、石川県、福井県 石川県インテリアデザイン協会、石川県クラフトデザイン協会、石川県ビジュアルデザイン協会、(社)石川県建築士事務所協会、石川県プロダクトデザイン協会、福井県デザイナー協会、福井県クリエーターズ・アソシエーション、(社)富山県デザイン協会 |