JCD 連続シンポジウムSECTION 62-03「クラマタを語る」
2021年は、故倉俣史朗氏の没後30年になります。
言うまでもなく倉俣史朗は日本のインテリアデザインが独自の形成を遂げる起点となった存在です。商空間デザインも「デザイン」であると働きかけ、現代の空間観の礎を築いた先逹です。
しかし一方で「クラマタを知らない」学生や若い世代がいる現実があります。そこで、没後30年を期に、倉俣史朗に直接会ったことがない世代を中心に、「クラマタを想像する」会話の場を作ろうと考えています。
JCD日本商環境デザイン協会が主催するトークセッションで、2021年2月から断続的に行い、オンラインでライブ中継します。
コロナ禍次第ですが可能なら6月頃には公開シンポジウムも計画しています。
JCDのホームページ、facebookページなどで視聴情報を案内しますので、ぜひともご参加ください。
SECTION62-03
2021年4月19日(月)18:00~20:00
パネリスト:藤森 泰司、倉本 仁
ファシリテータ:寺田 尚樹
藤森 泰司
家具デザイナー。1967年生まれ。1991年東京造形大学卒業後、家具デザイナー大橋晃朗に師事。1992年長谷川逸子 建築計画工房に勤務。1999年「藤森泰司アトリエ」設立。家具デザインを中心に据え、建築家とのコラボレーション、プロダクト・空間デザインを手がける。近年は図書館などの公共施設への特注家具をはじめ、ハイブランドの製品から、オフィス、小中学校の学童家具まで幅広く活動。2020年よりセルフプロダクション「WORK FROM HOME」をスタートさせる。グッドデザイン特別賞など受賞多数。著書「家具デザイナー 藤森泰司の仕事」
倉本 仁
プロダクトデザイナー。1976年兵庫県生まれ。金沢美術工芸大学 産業美術学科 工業デザイン専攻。大手家電メーカーに工業デザイナーとして勤務の後、2008年にJIN KURAMOTO STUDIOを開設。プロジェクトのコンセプトやストーリーを明快な造形表現で伝えるアプローチで家具、家電製品、アイウェアから自動車まで多彩なジャンルのデザイン開発に携わる。素材や材料直に触りながら機能や構造の試行錯誤を繰り返す実践的な開発プロセスを重視し、プロトタイピングが行われている自身の ”スタジオ”は常にインスピレーションと発見に溢れている。
寺田 尚樹
建築家・デザイナー。94 年 ロンドンのAA スクール(英国建築家協会建築学校)修了後、帰国。03 年 テラダデザイン一級建築士事務所設立し、建築、インテリア、プロダクトのデザインなど多岐に活動する。11 年 紙の模型ブランド「テラダモケイ」を立ち上げ、13 年 寺田模型店を下北沢に開店。現在 株式会社インターオフィス代表取締役社⾧、ノルジャパン株式会社取締役上級副社⾧
主催:JCD 一般社団法人日本商環境デザイン協会
プロデュース:飯島 直樹 (JCD 理事)
問い合わせ:Tel/03-6277-4813 info@jcd.or.jp
協力:東京デザインセンター