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出版社 | 東京大学出版会 |
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発売日 | 2014年11月3日 |
価格 | 5,060円(税込) |
サイズ/ページ数 | 388ページ(A5サイズ) |
「ものづくりのデザイン」を実践していくにあたっては、エンジニアとの協力協調が書かせません。
青木は、1997年から2014年まで、東京大学工学部システム創生学科でインダストリアルデザインの授業をおこなっていました。この本は講義記録をまとめたもの。「設計」と「デザイン」との対比を軸に、やや悪魔的で魅力に満ちたデザインという知に気づいて欲しいと心がけました。
まず、今日のデザインという概念は、産業社会の勃興期に獲得され、時代を牽引する役割を果たしてきたこと。そして日本の企業産業は、アメリカで生まれたこの方法論を短期間に習得し、国際競争力の強い商品を生だし、さらに「デザイン先導型の商品づくりを完成させていきます。こうした経緯を100件程度の事例を通じて紹介するとともに、「私達は何をしてたのか」を問いかけます。
理屈っぽく語っていますが、「デザインにてきること」を発想していく手がかりになると思います。